【MTG】DKA後の白黒トークンズについて～トークンズの利点と弱点

2012年1月25日 TCG全般

ども、いざよいですぁ！

次期環境で出てくるであろうデッキ「白黒トークン」。
自分用のメモとして白黒トークンの考察をしていきます。
間違ってる部分もあると思うのであんまり参考にしないように！(←重要)

■トークンデッキの長所と短所
今回、トークンデッキはどのようなことに強く、どのようなことに弱いのか。

○長所
・単体除去の効果が薄い。
・全体強化による攻撃力が高い。

トークンズの長所の最たるものは「単体除去への耐性」でしょう。
こちらが1枚のカードから複数体のトークンを出すのに対し、相手の単体除去はそのうちの1体のみしか対処できません。
単体除去満載のデッキはお客さんといえるでしょう。
また、全体強化との相性は抜群で《無形の美徳》だけで＋5/＋5修正になったりします。

●短所
・全体除去に弱い。
・戦闘力が低い。

単体除去に強いトークンですが、全体除去に弱いです。返しでリカバリが可能な《審判の日》や《金屑の嵐》は普通のクリーチャーデッキよりは被害が少なく済みますが、継続的な弱体化《大修道士、エリシュ・ノーン》や《死の支配の呪い》はこのデッキにはぶっ刺さります。
また数で押すこのデッキは一体一体の戦闘力は非常に低いです。
その為3/3が1体立っているだけで止まってしまう場面もあります。

ではそれぞれ、短所を補い長所を生かすにはどうすればよいでしょう。

①強力な装備品を入れる
単体除去の効果が薄いという長所を生かすために相手に単体除去を打たせるようにします。
現スタンダードには三種の神器こと三振りの剣があるのでこれを投入することで戦闘力の低いトークンズの弱点を補い、単体除去に強いトークンズの長所を生かすことが出来ます。

②手札破壊(こちらが選択権のあるもの)によるリソースの削り取り
トークンズは相手の単体除去をアド損の無駄カードへと変えることが出来ます。
つまり相手の手札は単体除去分だけ少なくなると同義です。
そこへ手札破壊(こちらが選択権のあるもの)を打ち込むことにより弱点である全体除去など相手の有効カードを抜き去ってしまえば非常に有利に戦いが進められます。
ただ、現スタンダードではこれに該当する呪文が《困窮》《蔑み》などの使いづらい呪文しかないため厳しいようにも思います。
(困窮は決して効果は弱くないのですが、色マナの縛りがきつすぎるのです)

③PWによるアドバンテージの確保
トークンズは攻勢に回る時はその圧倒的物量で攻め立てます。
しかし、トークンズが厳しいのは守勢に回った時です。
相手の強力なクロックに対し、基本的に低い戦闘力のトークンではチャンプブロックで時間を稼ぐくらいしか出来ません。
しかし、この時間稼ぎに関しては超一流。大量のトークンが相手の攻撃を封殺します。
この時間稼ぎをアドバンテージにかえられるのはPWです。
PWは場にいたターン分のアドバンテージをもたらしてくれます。また奥義が発動すれば劣勢の場が一気にひっくり返ります。

★まとめ

・トークンズは単体除去には強いよ！
　　→1対2以上の交換が取れるよ！
　　　　→でも《オリヴィア・ヴォルダーレン》は勘弁な！

・全体除去はきついよ！《死の支配の呪い》《大修道士、エリシュ・ノーン》とかGGだよ！
　　→《漸増爆弾》を使いまわすのやめてげてよお！
　　　　→対策積んでないとGGだよ！《忘却の輪》で一応全部対処可能だよ！

・全体強化で人が死ぬよ！
　　→2マナで+5/+5修正とか聞いてないよ！

・装備品と相性がいいよ！
　　→装備先がたくさんあるし相手はトークンに除去打たなきゃいけなくなるよ！

・手札破壊とも相性がいいよ！
　　→でも相手に選択権があるやつとは相性悪いよ！
　　　　→今のスタンダードにはマッチする手札破壊がないよ！

・PWと相性がいいよ！
　　→PWをチャンプで守ってれば勝てることもあるよ！
　　　　→相手が焦って除去打ってくれればアド取れるよ！

次回はトークンズの必須パーツ《未練ある魂》について書く予定