【ポケモン】要注意ポケモン考察⑤ ~ギルガルド~
2013年12月17日 ポケモン コメント (4)○要注意ポケモン考察シリーズ
・第一回~ガルーラ:http://sunnybob.diarynote.jp/201311110233018659/
・第二回~ファイアロー:http://sunnybob.diarynote.jp/201311202227063829/
・第三回~フシギバナ:http://sunnybob.diarynote.jp/201312021354193873/
・第四回~ガブリアス:http://sunnybob.diarynote.jp/201312141630507565/
・第五回~ギルガルド:そんなに見たけりゃ見せてやるよ(震え声)
偽やすな兄貴からのリクエストにお応えしてギルガルド考察です。
このポケモンは環境初期から使っているので使用感も含め考察します。
■ギルガルドの紹介
ギルガルドはXYで登場した新ポケモンです。
なので一応いろいろと紹介。
このギルガルドというポケモン非常に独特です。
まず、タイプ。
初の鋼+ゴーストの組み合わせ。
鋼のタイプ相性見直しがありましたが、 半減8つ、1/4が1つ、無効3つ という凄まじい耐性を誇ります。
そしてギルガルドを語るうえで欠かせない特性。
「バトルスイッチ」は以下の特徴をもつ特性です。
・繰り出された時点では『シールドフォルム』という形態である。
・攻撃技を出す直前に『ブレードフォルム』という形態に変化する。
・『ブレードフォルム』になると種族値 が変化する。(上記種族値参考)
・『ブレードフォルム』から『シールドフォルム』に戻るためには以下のいずれかが必要。
1.手持ちに戻る。
2.技『キングシールド』を試行する。
形態と種族値が変化する特性は以前もありました(ダルマモード、かわりもの)が、毎ターンコロコロ形態が変化するのはギルガルドが初めて。
■ギルガルドの強さ
さて、ここまで書きましたがギルガルドの強さはこれだけである程度は伝わります。
『凄まじい耐性』を誇り、『繰り出されるときは非常に固く』、『攻める際は超攻撃力』となる。
種族値、耐性、特性からギルガルドを見るだけでこのポケモンが相当厄介なのは一目瞭然です。
例を挙げて説明しましょう。
まず、受けの性能。
シールドフォルムの固さは陽気ガブリアスの地震を確定で耐えます。
また、技『キングシールド』の存在により、物理ポケモンに接触攻撃をためらわせることができます。
(※『キングシールド』:攻撃技のみを防げる『まもる』、接触技を防いだ場合相手の攻撃ランクを2つ下げる)
そして耐性はラッキーをほぼ完封でき、相性が良いとされる「格闘技+岩技」を半減以下でうけられ、圧巻はサザンドラとの相性補完ではすべてのタイプを半減以下で受けることが可能です。
そして攻撃性能。
攻撃種族値150から繰り出されるアイアンヘッドはメタグロスのコメットパンチ並の威力を誇り、特攻種族値150からのシャドーボールはシャンデラよりも強力。
さらに影撃はマリルリのアクアジェット並の攻撃力をもつ。
凄まじい耐久力の『シールドフォルム』で相手の攻撃を受け、超破壊力の『ブレードフォルム』で相手を倒すのが基本戦術。
『シールドフォルム』で受け、『ブレードフォルム』で攻撃した場合の実質的な種族値はアルセウスと同等の720!!!
さらに、アルセウス(もう比較対象がおかしいな)よりはるかに優秀な耐性により繰り出し性能も非常に高く手持ちに戻ることで『シールドフォルム』戻れるのでサイクル戦にも非常に強いのが特徴です。
■ギルガルドの弱み
とまあこんなのはwikiでもみればすぐに載ってるのでせっかく記事を見に来てくれた人に役割をもてていませんな。
机上の強さは十分理解できた・・・じゃあ、実戦では?
そこんとこどうなんだ?(自問自答)
実は上で書いたみたいな絶対的な(それこそアルセウスみたいな)強さはないです。
ではギルガルドのどこが弱みなのでしょう?
そこを『考察』していこうと思います。
1.耐性
前述したようにギルガルドは凄まじい耐性を誇ると書きました。
しかし、よくよく見てみると弱点は4つ。
そのうち2つは「ほのお」「じめん」の非常にメジャーなタイプです。
その為、意外と弱点がつかれることが多いです。
2.攻撃力
攻撃・特攻種族値は圧巻の150ですが、一致技の威力が80どまり。
なので積技なしだと等倍では一撃での突破はほぼ困難。
また、耐性優秀な鋼・ゴーストですが、効果抜群の範囲は広くなく意外と攻撃力に不満を覚えることがあります。
3.バトルスイッチ
ギルガルドの長所にして短所。
この特性により後攻時のギルガルドは720の種族値を誇ります。
その一方でブレードフォルム変化後は防御・特防ともに50とぺらっぺらとなります。
もう一度シールドフォルムに戻るためには手持ちに戻るかキングシールドを使うことが必要になります。
ここで 『1ターンの空白時間』が生まれるわけです。
ポケモンの1ターンは非常に大きく、1ターンが勝敗を分けることも多々あります。
愚直にシールド→ブレード→シールドを繰り返していると1ループの度に相手に1ターンのアドバンテージを与えてしまうことになります。
1ループで確実に相手を倒していけるのであれば1ターンなど安いものですが、前述したようにギルガルドは種族値の割には攻撃性能は並です。
また、バトルスイッチは攻撃が成功したかにかかわらず形態変化をしてしまいます。
なので、混乱やまひなど行動不能系の状態異常には非常に弱いです。
眠り状態でも攻撃技を選択してしまうとブレードフォルムに変わってしまうので起きたターンに攻撃ができないことが多いという弱点もあります。
(逆に眠っていてもキングシールドを選択すればシールドフォルムに戻れます)
さらにこれらの状態異常技はキングシールドでは防げないのでかなり苦手としています。
ギルガルドの弱点をまとめると
①耐性の割には弱点がメジャー。
②抜群範囲が狭く、一致技の威力が80どまりなので意外と火力不足。
③バトルスイッチの性質上相手に1ターンの猶予を与えてしまいやすい。
④状態異常に弱い
の4点ですね。
■結局強いの?弱いの?
結局強いか弱いか、これもうわかんねぇな・・・という方が多いかと思います。
私の意見ではギルガルドは非常に優秀なポケモンだと考えています。
正確にいえば『非常に強力だが使い方の難しいポケモン』でしょうか。
では、最後にギルガルドの使い方について考察しましょう。
ギルガルドの型によって使い方は大きく違います。
型というか主に『キングシールド』の有無です。
しかしどちらの方でも共通する部分はあるのでまずはその共通部分を。
①積まれるぐらいなら捨てる。
前述したとおりブレード→シールドに戻るためには『1ターンの空白時間』が生まれます。
相手は当然この1ターンを有用に使おうとしてきます。
『りゅうのまい』『ちょうのまい』『つるぎのまい』の三大演舞はそのまま3タテを喰らう恐れがあります。
なので、少しでも積まれそうだと思った場合は、『キングシールド』や交換で積む隙を作ってしまうくらいなら攻撃を選択し、相手が攻撃してこちらが倒された方がまだましです。
その時の残りのポケモンや状況などによって変わりますが、ブレード→シールドを前提で運用はしますが、それにこだわりすぎるのは敗北の原因になるので注意。
②影うちは読まれてる。
ほぼどの方でもかげうちが入っているため影うちは読まれてると思ってよいでしょう。
例えばゲンガーとの対面でゲンガーのシャドーボールを耐え返しのシャドーボールでタスキ発動。
この次の影うちはほぼ読まれています。
相手がガルーラなどを繰り出すならこのタイミングです。
流石に読み読みになるので確実性はほぼないですが、①でも述べたとおりギルガルドを捨ててでもガルーラを無償降臨させたくない場面ではラスターカノンを選択することも必要になります。
★まとめ : ギルガルドは捨て方が肝心!
では個別に『キングシールド』の有無で使い方を見ていきましょう。
①『キングシールド』無しの場合
『キングシールド』を採用しない場合の重要な点は以下の3つ。
A.『キングシールド』がないことを悟られない(4つめの技を安易に見せない)
B.相性が良い場合以外は居座らない(相性五分は不利と考えるべし)
C.状態異常持ちの相手は避ける
A.に関してはどのポケモンでも言えることですが相手に必要な情報を与えないこと。
特にギルガルドはこれが重要で、バレていない限りは相手は接触技を嫌ってきます。
これはメガガルーラ、バンギラスなどの『かみくだく』持ちを相手にするときには顕著なので立ち回りは注意しましょう。
B.に関しては例えば水ロトムとの対面。
どちらが圧倒的に有利とも言えず相手の方が早いが先制攻撃がある分ギルガルドも戦えなくない。
『キングシールド』持ちの場合はある程度突っ込んでも問題ないですが、『キングシールド』を持っていない場合、攻撃+影うちで倒しきらなくてはいけません。
ロトムなどの中耐久を持っている場合攻撃+影うちで落ないことが多くその場合キングシールドがないことでほぼ選択肢が交換しかなくなってしまいます。
であれば繰り出し性能の高いギルガルドに無理をさせる必要はなく温存して有利な相手に繰り出してけるようにすべきです。
C.に関しては特に眠りが顕著で攻撃技しか持っていないと眠り状態でもブレードに変化しまいます。そのため状態異常を撒くフシギバナなどはそこそこ相性が良くても相手にするのは控えたほうが良いです。
★まとめ : 居座りは基本無理。繰り出し性能を活かし有利な相手だけ戦わせる。
②『キングシールド』有りの場合
『キングシールド』を採用する場合の重要な点は以下の3つ。
A.安易に『キングシールド』をしない(安定行動と思ってはいけない)
B.『キングシールド』は積み、みがわりの起点にされやすいことを意識する。
C.『キングシールド』のイメージは『まもる』ではなく『カウンター』
A.は①とほぼいっしょ。
『キングシールド』を持ってることを自らバラす必要はない。
交換で戻ることも当然選択肢に含めて考えるべき。
詳しくはC.にて後述する。
B.もほぼ共通で述べたのと同様。
ギルガルドの『キングシールド』は相手も当然警戒してくるのでより起点になりやすい。
C.『キングシールド』を『まもる』の派生だと考えてはいけない。
考えるなら『カウンター』の派生と考えるべき。
様子見で『カウンター』を選択するのはリスクが高すぎる。
ここぞの場面で1度だけ決めるのが『キングシールド』の本当の使い方な気がする。
ただし、こだわりハチマキorこだわりスカーフが確定している相手には様子見で使うのもよし。特に『とんぼがえり』を捕まえられるとゲームプランも立てやすい。
★まとめ : 『キングシールド』はほんの一回ささやかに。
すごい長くなりました。
今回書いたのは明確な対策などではなかったですが、これでギルガルドの強さと脆さがわかったら対策は自ずとできるとおもいます。
ギルガルドは未だに研究中のポケモンなのでコメントなどいただけると幸いです。
では!
・第一回~ガルーラ:http://sunnybob.diarynote.jp/201311110233018659/
・第二回~ファイアロー:http://sunnybob.diarynote.jp/201311202227063829/
・第三回~フシギバナ:http://sunnybob.diarynote.jp/201312021354193873/
・第四回~ガブリアス:http://sunnybob.diarynote.jp/201312141630507565/
・第五回~ギルガルド:そんなに見たけりゃ見せてやるよ(震え声)
偽やすな兄貴からのリクエストにお応えしてギルガルド考察です。
このポケモンは環境初期から使っているので使用感も含め考察します。
■ギルガルドの紹介
ギルガルドはXYで登場した新ポケモンです。
なので一応いろいろと紹介。
タイプ:はがね/ゴースト
種族値:
HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早
ギルガルド(シールド) 60 50 150 50 150 60
ギルガルド(ブレード) 60 150 50 150 50 60
特性:バトルスイッチ
このギルガルドというポケモン非常に独特です。
まず、タイプ。
初の鋼+ゴーストの組み合わせ。
鋼のタイプ相性見直しがありましたが、 半減8つ、1/4が1つ、無効3つ という凄まじい耐性を誇ります。
そしてギルガルドを語るうえで欠かせない特性。
「バトルスイッチ」は以下の特徴をもつ特性です。
・繰り出された時点では『シールドフォルム』という形態である。
・攻撃技を出す直前に『ブレードフォルム』という形態に変化する。
・『ブレードフォルム』になると種族値 が変化する。(上記種族値参考)
・『ブレードフォルム』から『シールドフォルム』に戻るためには以下のいずれかが必要。
1.手持ちに戻る。
2.技『キングシールド』を試行する。
形態と種族値が変化する特性は以前もありました(ダルマモード、かわりもの)が、毎ターンコロコロ形態が変化するのはギルガルドが初めて。
■ギルガルドの強さ
さて、ここまで書きましたがギルガルドの強さはこれだけである程度は伝わります。
『凄まじい耐性』を誇り、『繰り出されるときは非常に固く』、『攻める際は超攻撃力』となる。
種族値、耐性、特性からギルガルドを見るだけでこのポケモンが相当厄介なのは一目瞭然です。
例を挙げて説明しましょう。
まず、受けの性能。
シールドフォルムの固さは陽気ガブリアスの地震を確定で耐えます。
また、技『キングシールド』の存在により、物理ポケモンに接触攻撃をためらわせることができます。
(※『キングシールド』:攻撃技のみを防げる『まもる』、接触技を防いだ場合相手の攻撃ランクを2つ下げる)
そして耐性はラッキーをほぼ完封でき、相性が良いとされる「格闘技+岩技」を半減以下でうけられ、圧巻はサザンドラとの相性補完ではすべてのタイプを半減以下で受けることが可能です。
そして攻撃性能。
攻撃種族値150から繰り出されるアイアンヘッドはメタグロスのコメットパンチ並の威力を誇り、特攻種族値150からのシャドーボールはシャンデラよりも強力。
さらに影撃はマリルリのアクアジェット並の攻撃力をもつ。
凄まじい耐久力の『シールドフォルム』で相手の攻撃を受け、超破壊力の『ブレードフォルム』で相手を倒すのが基本戦術。
『シールドフォルム』で受け、『ブレードフォルム』で攻撃した場合の実質的な種族値はアルセウスと同等の720!!!
さらに、アルセウス(もう比較対象がおかしいな)よりはるかに優秀な耐性により繰り出し性能も非常に高く手持ちに戻ることで『シールドフォルム』戻れるのでサイクル戦にも非常に強いのが特徴です。
■ギルガルドの弱み
とまあこんなのはwikiでもみればすぐに載ってるのでせっかく記事を見に来てくれた人に役割をもてていませんな。
机上の強さは十分理解できた・・・じゃあ、実戦では?
そこんとこどうなんだ?(自問自答)
実は上で書いたみたいな絶対的な(それこそアルセウスみたいな)強さはないです。
ではギルガルドのどこが弱みなのでしょう?
そこを『考察』していこうと思います。
1.耐性
前述したようにギルガルドは凄まじい耐性を誇ると書きました。
しかし、よくよく見てみると弱点は4つ。
そのうち2つは「ほのお」「じめん」の非常にメジャーなタイプです。
その為、意外と弱点がつかれることが多いです。
2.攻撃力
攻撃・特攻種族値は圧巻の150ですが、一致技の威力が80どまり。
なので積技なしだと等倍では一撃での突破はほぼ困難。
また、耐性優秀な鋼・ゴーストですが、効果抜群の範囲は広くなく意外と攻撃力に不満を覚えることがあります。
3.バトルスイッチ
ギルガルドの長所にして短所。
この特性により後攻時のギルガルドは720の種族値を誇ります。
その一方でブレードフォルム変化後は防御・特防ともに50とぺらっぺらとなります。
もう一度シールドフォルムに戻るためには手持ちに戻るかキングシールドを使うことが必要になります。
ここで 『1ターンの空白時間』が生まれるわけです。
ポケモンの1ターンは非常に大きく、1ターンが勝敗を分けることも多々あります。
愚直にシールド→ブレード→シールドを繰り返していると1ループの度に相手に1ターンのアドバンテージを与えてしまうことになります。
1ループで確実に相手を倒していけるのであれば1ターンなど安いものですが、前述したようにギルガルドは種族値の割には攻撃性能は並です。
また、バトルスイッチは攻撃が成功したかにかかわらず形態変化をしてしまいます。
なので、混乱やまひなど行動不能系の状態異常には非常に弱いです。
眠り状態でも攻撃技を選択してしまうとブレードフォルムに変わってしまうので起きたターンに攻撃ができないことが多いという弱点もあります。
(逆に眠っていてもキングシールドを選択すればシールドフォルムに戻れます)
さらにこれらの状態異常技はキングシールドでは防げないのでかなり苦手としています。
ギルガルドの弱点をまとめると
①耐性の割には弱点がメジャー。
②抜群範囲が狭く、一致技の威力が80どまりなので意外と火力不足。
③バトルスイッチの性質上相手に1ターンの猶予を与えてしまいやすい。
④状態異常に弱い
の4点ですね。
■結局強いの?弱いの?
結局強いか弱いか、これもうわかんねぇな・・・という方が多いかと思います。
私の意見ではギルガルドは非常に優秀なポケモンだと考えています。
正確にいえば『非常に強力だが使い方の難しいポケモン』でしょうか。
では、最後にギルガルドの使い方について考察しましょう。
ギルガルドの型によって使い方は大きく違います。
型というか主に『キングシールド』の有無です。
しかしどちらの方でも共通する部分はあるのでまずはその共通部分を。
①積まれるぐらいなら捨てる。
前述したとおりブレード→シールドに戻るためには『1ターンの空白時間』が生まれます。
相手は当然この1ターンを有用に使おうとしてきます。
『りゅうのまい』『ちょうのまい』『つるぎのまい』の三大演舞はそのまま3タテを喰らう恐れがあります。
なので、少しでも積まれそうだと思った場合は、『キングシールド』や交換で積む隙を作ってしまうくらいなら攻撃を選択し、相手が攻撃してこちらが倒された方がまだましです。
その時の残りのポケモンや状況などによって変わりますが、ブレード→シールドを前提で運用はしますが、それにこだわりすぎるのは敗北の原因になるので注意。
②影うちは読まれてる。
ほぼどの方でもかげうちが入っているため影うちは読まれてると思ってよいでしょう。
例えばゲンガーとの対面でゲンガーのシャドーボールを耐え返しのシャドーボールでタスキ発動。
この次の影うちはほぼ読まれています。
相手がガルーラなどを繰り出すならこのタイミングです。
流石に読み読みになるので確実性はほぼないですが、①でも述べたとおりギルガルドを捨ててでもガルーラを無償降臨させたくない場面ではラスターカノンを選択することも必要になります。
★まとめ : ギルガルドは捨て方が肝心!
では個別に『キングシールド』の有無で使い方を見ていきましょう。
①『キングシールド』無しの場合
『キングシールド』を採用しない場合の重要な点は以下の3つ。
A.『キングシールド』がないことを悟られない(4つめの技を安易に見せない)
B.相性が良い場合以外は居座らない(相性五分は不利と考えるべし)
C.状態異常持ちの相手は避ける
A.に関してはどのポケモンでも言えることですが相手に必要な情報を与えないこと。
特にギルガルドはこれが重要で、バレていない限りは相手は接触技を嫌ってきます。
これはメガガルーラ、バンギラスなどの『かみくだく』持ちを相手にするときには顕著なので立ち回りは注意しましょう。
B.に関しては例えば水ロトムとの対面。
どちらが圧倒的に有利とも言えず相手の方が早いが先制攻撃がある分ギルガルドも戦えなくない。
『キングシールド』持ちの場合はある程度突っ込んでも問題ないですが、『キングシールド』を持っていない場合、攻撃+影うちで倒しきらなくてはいけません。
ロトムなどの中耐久を持っている場合攻撃+影うちで落ないことが多くその場合キングシールドがないことでほぼ選択肢が交換しかなくなってしまいます。
であれば繰り出し性能の高いギルガルドに無理をさせる必要はなく温存して有利な相手に繰り出してけるようにすべきです。
C.に関しては特に眠りが顕著で攻撃技しか持っていないと眠り状態でもブレードに変化しまいます。そのため状態異常を撒くフシギバナなどはそこそこ相性が良くても相手にするのは控えたほうが良いです。
★まとめ : 居座りは基本無理。繰り出し性能を活かし有利な相手だけ戦わせる。
②『キングシールド』有りの場合
『キングシールド』を採用する場合の重要な点は以下の3つ。
A.安易に『キングシールド』をしない(安定行動と思ってはいけない)
B.『キングシールド』は積み、みがわりの起点にされやすいことを意識する。
C.『キングシールド』のイメージは『まもる』ではなく『カウンター』
A.は①とほぼいっしょ。
『キングシールド』を持ってることを自らバラす必要はない。
交換で戻ることも当然選択肢に含めて考えるべき。
詳しくはC.にて後述する。
B.もほぼ共通で述べたのと同様。
ギルガルドの『キングシールド』は相手も当然警戒してくるのでより起点になりやすい。
C.『キングシールド』を『まもる』の派生だと考えてはいけない。
考えるなら『カウンター』の派生と考えるべき。
様子見で『カウンター』を選択するのはリスクが高すぎる。
ここぞの場面で1度だけ決めるのが『キングシールド』の本当の使い方な気がする。
ただし、こだわりハチマキorこだわりスカーフが確定している相手には様子見で使うのもよし。特に『とんぼがえり』を捕まえられるとゲームプランも立てやすい。
★まとめ : 『キングシールド』はほんの一回ささやかに。
すごい長くなりました。
今回書いたのは明確な対策などではなかったですが、これでギルガルドの強さと脆さがわかったら対策は自ずとできるとおもいます。
ギルガルドは未だに研究中のポケモンなのでコメントなどいただけると幸いです。
では!
コメント
多分最遅ガルドより遅くて抜群とられるポケモンなんかも弱点だと思うんですけど・・・(名推理)
多少相性不利でもこいつ単体で読み合いに持ち込んで無理矢理落とせたりするあたりはくっそ強くてくっそめんどいですね
ここまでの考察読ませていただいて対策考えたけどこれもうPT構築どうしたらいいかわかんねぇな・・・
じゃけんムーバーきたらチョッキクラウンスイクンで零度連打しましょうね~
高速アンコールはりゅうのまい読みで出して後手になって死んだ苦い記憶
なにげにやられるとつらい戦術の一つ
じゃけん最遅鉄球ジャイロボール型使いましょうね^~
意外と死に際の影うちの火力が洒落にならないんだよ(棒)
>チョッキクラウンスイクン
やはりヤバイ(分析)
ムーバ解禁で環境が激変するってそれ一番言われてるから(期待)